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東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2018年09月26日 [眼科 東戸塚]

「目やに」の種類

東戸塚田園眼科クリニックです。

朝夕はずいぶんと涼しくなり過ごしやすくなってきましたが、今週末はまた大型の台風が近づいてきているようです。今年は台風の当たり年ですね。

さて問診の際、皆さんによくお聞きする「目やに」についてですが、「目やに」には2種類あるってご存知ですか?

一つ目は「新陳代謝の目やに」です。目も身体の他の部分と同じく代謝をし、古くなった細胞を入れ替えています。朝起きたときに目頭などに少しついているような目やには代謝による老廃物なので心配はいりません。

二つ目は「炎症からくる目やに」です。この場合、炎症を引き起こしている原因の違いにより、出る目やにの形状が異なります。細菌による感染が原因の場合は、黄緑色でドロッとした膿状の目やにが出ます(細菌性結膜炎など)。ウイルスによる感染が原因の場合は、白くネバネバと糸をひいたような目やにが出ます(ウイルス性結膜炎など)。また、花粉症などのアレルギーが原因の場合は、涙のようにサラサラとした水状の目やにが出ます(アレルギー性結膜炎など)。

細菌やウイルスの感染による目やにの場合、目やにを介して他の人に症状がうつってしまいます。他の人への感染を防ぐため、目をさわらない、流水での手洗い、家族間でのタオルや洗面器などの共用は避ける、入浴も最後にするなどの注意が必要です。症状によっては感染予防のため学校や職場も休む必要があります。

「いつもと違う目やにが出るな?」と思ったら、そのままにせず眼科を受診するようにしましょう。

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