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東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2024年06月12日 [眼科 東戸塚]

「メガネの使い分けについて」

東戸塚田園眼科クリニックです。
6月に入り、早いもので梅雨の季節が近づいてきています。変わりやすいお天気にも注意が必要ですね。外出の際は天気の急変に備えてお出かけすることをおすすめします。
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さて、今回はメガネの使い分けについてのお話です。遠くが見えづらい時に使用するのが遠用メガネ、新聞や本を読む時など近くが見えづらい時に使用するのが近用メガネです。この2つは単焦点レンズと言って1枚のレンズにつき1つの補正機能をもつレンズのことを指します。一方、1つのメガネでかけかえする事なく遠くと近くを見られるようにしたレンズを多焦点レンズと言います。多焦点レンズには3つの種類があります。1つ目は遠近両用レンズで遠くから近くまでカバーできるレンズです。ただし、1枚のレンズにいくつもの度数が入る設計により、周辺に歪んで見えづらい部分ができてしまい、慣れるまでは違和感を感じることもあります。2つ目は中近レンズと言って中間の距離から近くまでを見ることができるレンズです。家事やデスクワークなど室内専用での使用となります。パソコン画面や書類を見ながら時々部屋の様子を見るような使い方に向いています。遠近両用に比べレンズの度数の変わり方が緩やかになっているため歪みを感じにくくなります。もう1つが近々両用レンズで近距離に特化したレンズです。近くだけ見るなら近用レンズでも良さそうですが、近用レンズの焦点は1つしかないので焦点から少し離れたパソコン画面や本などは見づらくなってしまうのです。事務仕事などで1m以上遠くを見ることがない場合におすすめです。
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メガネをかけて作業を続けていると目が疲れる、夕方になると見えにくい、というような症状がある場合はメガネが合っていない可能性もあります。一度眼科で相談をしてみて下さい。
目的に合わせてメガネを使い分けることで仕事や趣味の時間がより充実したものになります。レンズの特徴を知ってライフスタイルに合ったメガネを選ぶようにするとよいですね。

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