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東戸塚田園眼科クリニック
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田園通信

2024年03月02日 [眼科 東戸塚]

【20〜30代の方必見】ご存じですか?〜スマホ老眼〜

東戸塚田園眼科クリニックです。

「スマホ老眼」という言葉をご存じでしょうか?

スマホやPCなどのデジタル機器が
不可欠となった昨今において、
まだ老眼になる年齢ではない20代、
30代の若い人たちのあいだで、
「手元が見にくい」、「夕方になると物が見づらい」
などといった、老眼のような症状に悩む人が増えています。

これは、スマートフォンなどの
デジタル情報端末の長時間使用による、
スマホ老眼」と呼ばれる症状です。
このスマホ老眼は、加齢による老眼と同様、
眼のピント調節がスムーズにできないこと により起こります。
しかし、加齢による老眼とは異なり、
若い世代にみられるスマホ老眼の場合は、
症状は一時的なことが多く、
疲れの度合いによって
視力が安定しないことも特徴のひとつです。
ほとんどが一時的なものですが、
繰り返すうちに重篤化するケースも考えられるため、
注意が必要になります。

スマホ老眼について、ご説明させていただきます。


〜スマホ老眼〜
スマホ老眼とは、スマートフォンなどの電子機器を長時間使用することで、
目のピント調整機能が低下する一時的な症状のことを言います。

〜スマホ老眼の原因〜
スマホなどのデジタル機器を、近距離で長時間見つづけていると、目の筋肉である毛様体筋が緊張(収縮)し続けて、
水晶体を引っ張り続けることになり、凝り固まった状態になります。
遠くを見るときは、毛様体筋が緩む必要があるのですが、
スマホ老眼で毛様体筋が凝り固まると、うまく緩まず、遠くにピントを合わせることができなくなることが原因となります。

〜スマホ老眼の予防〜
スマホ老眼の予防は、「スマホなどの画面を、近距離で長時間見すぎないこと」に尽きます。
スマホ画面などを、近距離で長時間見る行為を減らすことは、スマホ老眼の予防にたいへん効果的です。
目に負担をかけないようにするために、1時間に1〜2回、画面から目を離して遠くを見つめること、画面から30cm〜40cm以上顔を離すことも効果的です。
また、適度に目を休めることと、目を酷使したときには目をホットタオルなどで温めたり、十分な睡眠をとることを心がけるようにしてください。

〜スマホ老眼の治療〜
まず、スマホ老眼の原因を取り除くことが必要です。
上に書いた「予防法」を実行しましょう。
そのうえで、毛様体筋の緊張を取る点眼薬を使用することがあります。眼科でご相談ください。

若い方が、視力や見え方に違和感を感じる場合は、
スマホ老眼の可能性がありますが、
他にも、屈折異常(近視や乱視の進行)、
ドライアイ、白内障が原因のこともあります。
まずは、違和感の原因を明らかにすることが重要です。
眼科で原因を明らかにしてもらいましょう。

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