緑内障になる原因にはどんなことがありますか?
50歳を過ぎると、同級生など年齢が近い同士で集まると病気の話が会話の大半を占めるようになり、今のところ健康体の私はいつも話に取り残されて何とも言えない気持ちになります。
しかし、これまでほとんど病院にお世話になっていなかった私も、最近目に異変を感じていて、もしかすると老眼なのでは?という疑いを抱いています。
妻は一回り歳が下でまだ老眼を体験したこともなく、私よりも健康体なので健康面についてはいつも適当なアドバイスしかしてくれません。
今回も一応老眼になったかもしれないと症状を伝えると、もしかすると緑内障なのでは?と言われました。というのも、妻の祖母が最近緑内障になったそうで、私と似たようなことを言っていた気がするとのことでした。
緑内障では?と言われたときには適当に話を聞き流しましたが、緑内障は眼圧が高くなる病気と聞いて、検査だけでも受けた方がよいのでは?と思いました。
年齢が緑内障になる大きな要因だと思いますが、緑内障になる原因にはその他にどのようなことがあるのか教えて欲しいです。緑内障になりやすい人や、緑内障の初期症状、緑内障にならない予防策などがあれば、それらも併せてご回答ください。
しかし、これまでほとんど病院にお世話になっていなかった私も、最近目に異変を感じていて、もしかすると老眼なのでは?という疑いを抱いています。
妻は一回り歳が下でまだ老眼を体験したこともなく、私よりも健康体なので健康面についてはいつも適当なアドバイスしかしてくれません。
今回も一応老眼になったかもしれないと症状を伝えると、もしかすると緑内障なのでは?と言われました。というのも、妻の祖母が最近緑内障になったそうで、私と似たようなことを言っていた気がするとのことでした。
緑内障では?と言われたときには適当に話を聞き流しましたが、緑内障は眼圧が高くなる病気と聞いて、検査だけでも受けた方がよいのでは?と思いました。
年齢が緑内障になる大きな要因だと思いますが、緑内障になる原因にはその他にどのようなことがあるのか教えて欲しいです。緑内障になりやすい人や、緑内障の初期症状、緑内障にならない予防策などがあれば、それらも併せてご回答ください。
遺伝やストレスなど複数の要因が考えられます
眼圧が高い状態が続くことにより、目の奥に続く視神経が障害されて緑内障になりやすいことは分かっていますが、今のところ緑内障になる明確な原因は分かっていません。
ただし、眼圧が高くても視神経の障害が起きない人もいれば、眼圧が正常範囲でも視神経の障害が進む人もいます。
緑内障になる原因ははっきりしていませんが、緑内障の危険因子として、「遺伝」「ストレス」「目の酷使」「生活習慣」などが関係すると考えられています。
遺伝に関しては、現実に血のつながった家族や親戚などに緑内障の方がいる場合は、いない場合に比べて緑内障になる確率が高くなっています。
ストレスに関しては、本当に緑内障の原因になるか否か不透明なところはありますが、以前からストレスにより自律神経系のバランスが崩れることにより、視神経や網膜への血流が悪くなって視神経に障害が出るという説があります。
ストレスによる睡眠不足は、眼圧上昇の原因となり得るため、ストレスが緑内障とまったく関係がないと言い切ることはできません。
最近ではスマホやゲームを長時間して目を酷使する人が増えていて、これも緑内障の原因になるのでは?と考えられています。
生活習慣においては、眼圧を上げやすいことがいくつか挙げられます。例えば、枕が高いと首から目や脳へ向かう血液が少なくなり、目の血流が悪くなると眼圧が上がります。うつ伏せで寝た場合も、眼球が圧迫されて眼圧が上がりやすくなります。
いびきを多くかく人は、睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高く、寝ている時に息が止まると目や脳への血流が悪くなります。
喫煙は、目の血管を収縮させることがわかっていて、眼への血流が悪くなります。さらに、活性酸素が発生して目の組織を傷めるとされています。
緑内障は自覚症状がほとんどないため、自分でなったことを判断することが難しいです。検査を受けることで軽度の視野障害が検出されることはありますが、自分で視野が欠けていることを自覚できるのはごく稀です。
眼圧が上がったときに目の重さや鈍い痛みを感じることはありますが、頻度はそれほど多くないため気づきにくいです。
ただし、急性緑内障を発症すると激しい目の痛みや嘔吐や吐き気を伴った強い頭痛、充血、目のかすみなどの症状が現れ、放置すると失明することもあるので、このような症状が出た場合はすぐに眼科を受診してください。
緑内障になりやすいと考えられるのは、血縁者に緑内障がいる人や、糖尿病や高血圧、貧血などの持病がある方です。極度近視の方ややせ型の方も注意が必要です。
レーシックなどの屈折手術を受けた経験のある方は、角膜が薄いことから眼圧が低く計測される傾向があり、緑内障が見逃されるリスクが高いので、健診をしっかり受けることをおすすめします。その際には主治医にレーシック手術を受けたことを伝えてください。
緑内障を予防するためには生活習慣を見直し、バランスの良い食事を心がけ、ウォーキングなどの適度な運動を取り入れることが大事です。
心身ともにストレスを溜めないようにして、普段から良質で充分な睡眠をとることも大切です。
喫煙は緑内障以外にも健康全般に悪いので、禁煙することをおすすめします。
スマートフォンやパソコンを操作することは今の時代では避けられないと思いますが、意識的に目を休めるようにしましょう。定期的にまばたきをしたり、ホットタオルで温めたりするのもよいといわれています。
40歳を超えると20人に1人の割合で緑内障になると言われているため、なるべく早い段階で検査を受けることをおすすめします。その後も定期的に検診を受けることで、失明などの最悪の事態を回避する可能性を高められます。
ただし、眼圧が高くても視神経の障害が起きない人もいれば、眼圧が正常範囲でも視神経の障害が進む人もいます。
緑内障になる原因ははっきりしていませんが、緑内障の危険因子として、「遺伝」「ストレス」「目の酷使」「生活習慣」などが関係すると考えられています。
遺伝に関しては、現実に血のつながった家族や親戚などに緑内障の方がいる場合は、いない場合に比べて緑内障になる確率が高くなっています。
ストレスに関しては、本当に緑内障の原因になるか否か不透明なところはありますが、以前からストレスにより自律神経系のバランスが崩れることにより、視神経や網膜への血流が悪くなって視神経に障害が出るという説があります。
ストレスによる睡眠不足は、眼圧上昇の原因となり得るため、ストレスが緑内障とまったく関係がないと言い切ることはできません。
最近ではスマホやゲームを長時間して目を酷使する人が増えていて、これも緑内障の原因になるのでは?と考えられています。
生活習慣においては、眼圧を上げやすいことがいくつか挙げられます。例えば、枕が高いと首から目や脳へ向かう血液が少なくなり、目の血流が悪くなると眼圧が上がります。うつ伏せで寝た場合も、眼球が圧迫されて眼圧が上がりやすくなります。
いびきを多くかく人は、睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高く、寝ている時に息が止まると目や脳への血流が悪くなります。
喫煙は、目の血管を収縮させることがわかっていて、眼への血流が悪くなります。さらに、活性酸素が発生して目の組織を傷めるとされています。
緑内障は自覚症状がほとんどないため、自分でなったことを判断することが難しいです。検査を受けることで軽度の視野障害が検出されることはありますが、自分で視野が欠けていることを自覚できるのはごく稀です。
眼圧が上がったときに目の重さや鈍い痛みを感じることはありますが、頻度はそれほど多くないため気づきにくいです。
ただし、急性緑内障を発症すると激しい目の痛みや嘔吐や吐き気を伴った強い頭痛、充血、目のかすみなどの症状が現れ、放置すると失明することもあるので、このような症状が出た場合はすぐに眼科を受診してください。
緑内障になりやすいと考えられるのは、血縁者に緑内障がいる人や、糖尿病や高血圧、貧血などの持病がある方です。極度近視の方ややせ型の方も注意が必要です。
レーシックなどの屈折手術を受けた経験のある方は、角膜が薄いことから眼圧が低く計測される傾向があり、緑内障が見逃されるリスクが高いので、健診をしっかり受けることをおすすめします。その際には主治医にレーシック手術を受けたことを伝えてください。
緑内障を予防するためには生活習慣を見直し、バランスの良い食事を心がけ、ウォーキングなどの適度な運動を取り入れることが大事です。
心身ともにストレスを溜めないようにして、普段から良質で充分な睡眠をとることも大切です。
喫煙は緑内障以外にも健康全般に悪いので、禁煙することをおすすめします。
スマートフォンやパソコンを操作することは今の時代では避けられないと思いますが、意識的に目を休めるようにしましょう。定期的にまばたきをしたり、ホットタオルで温めたりするのもよいといわれています。
40歳を超えると20人に1人の割合で緑内障になると言われているため、なるべく早い段階で検査を受けることをおすすめします。その後も定期的に検診を受けることで、失明などの最悪の事態を回避する可能性を高められます。