歳を取るとどのくらいの割合で緑内障になるの?
友人が緑内障になりましたが、お恥ずかしい話ですが名前を聞いたことがあるくらいでそれがどんな病気か分からなくて、その話を本人から聞かされたときも状況が良く分からなくて適当な言葉を返してしまいました。
その後妻にその話をすると、失明もするかもしれない大変な病気だと聞いて、もっと真剣な受け答えをすればよかったと後悔しています。
友人は60歳になったばかりで私も来年には還暦を迎えますが、歳を取るとどのくらいの割合で緑内障になるのでしょうか?妻は若い人でもなる病気だと言っていましたが、若くても緑内障になる要素や、その他緑内障について知っておくべきことをいろいろ教えて欲しいので、どうぞよろしくお願いいたします。
その後妻にその話をすると、失明もするかもしれない大変な病気だと聞いて、もっと真剣な受け答えをすればよかったと後悔しています。
友人は60歳になったばかりで私も来年には還暦を迎えますが、歳を取るとどのくらいの割合で緑内障になるのでしょうか?妻は若い人でもなる病気だと言っていましたが、若くても緑内障になる要素や、その他緑内障について知っておくべきことをいろいろ教えて欲しいので、どうぞよろしくお願いいたします。
割合的には40代の約20人に1人が7緑内障患者です
まず、緑内障とは視野が欠けてくる病気で、日本では失明原因第1位となっています。具体的には眼と脳をつなぐ視神経に障害が起こる眼病で、見える範囲がだんだんと欠けていきます。
緑内障は早期に発見して治療を続けることで重症化や失明のリスクを大きく軽減できますが、放置してしまうと失明リスクはかなり高くなります。生まれつき目が見えない方以外の中途失明の原因の1位が緑内障であり、その割合は約25%を占めています。
緑内障は一度発症すると完治はしないため、とにかく症状に気づいたら早めに眼科を受診することが大切です。厄介なことに緑内障患者の多くには初期段階で自覚症状が現れません。
緑内障患者で本当に失明してしまうのは少数ですが、決して失明率は低くありません。ただし、60歳以上になると有病率は約10%という調査結果が出ていて、他の眼病と比較すれば患者数は多いことから、必然的に緑内障で失明する人の数は多くなります。
緑内障で失明するのは、自覚症状が出にくいことも大きな要因です。緑内障を発症して失明に至るまでには、平均で10〜20年かかるとされています。緑内障になったからといってすぐに失明するわけではないのです。
早い段階で専門家に適切な治療をしてもらえば、進行を抑えることができ、失明を回避できる可能性は非常に高くなります。たとえ緑内障だったとしても、視野を失うことなく寿命を迎える方もたくさんいて、実は緑内障だったけど気づかないままお亡くなりになる方も少なくないといわれています。
とはいえ、緑内障を甘く見て放置していれば確実に失明リスクは高まります。緑内障になると、まず視野の真ん中の一部分が欠け、進行に伴い欠損部分が広がるのが一般的です。
進行スピードはとても穏やかなことが、症状に気づかいない要因にもなっています。実際に緑内障の初期段階では約9割の方が無自覚で、何も治療をしないまま症状が悪化していきます。
緑内障で失明となるリスクは、年齢が上がるほど高くなります。60歳以上の有病率は約10%と前述しましたが、60代では約6パーセント、70代で約10%、80代以上だと約13%と割合が高くなっていきます。
緑内障のリスクが特に高まる年齢は40歳からで、40代の20人に1人は緑内障有病者といわれています。緑内障は20代でも30代でも発症することがあります。まだ若いから安心ということはないため、若年層でも視野に違和感があるなら早めに眼科を受診しましょう。
緑内障になる原因は今のところきちんと解明されていません。ただし、40歳以下の人が緑内障を発症する危険因子としては、遺伝や喫煙、強度近視の他に、スマホやパソコンの使用による目の酷使が考えられています。
もしも家族に緑内障患者がいる場合で、さらに本人が強度近視であるなら、発症リスクは高いと考えられます。タバコやお酒、暴飲暴食など不摂生な生活を送っていることも、緑内障になる要因と考えられています。
今の時代はスマホやパソコンの使用を避けることは難しいですが、使い過ぎには注意が必要です。デジタル機器からは眼精疲労を招くブルーライトが発生され、それが緑内障になるリスクを高めるとされています。
緑内障は神経がダメージを受けることが発症の原因となるため、長時間のスマホやパソコンの使用は肩や首のコリを招いて頭部への血流を滞りやすくするため注意しなくてはいけません。タバコに含まれるニコチンも視神経にダメージを与えるので、禁煙は緑内障予防になります。
若いうちには過度に心配して頻繁に眼科で受診する必要はありませんが、リスクが高まる40歳になったら、半年〜1年に1度は眼科検診を受けることを推奨します。視力のよい方は眼科に行く機会がほとんどないと思いますが、緑内障はとにかく早期発見することで失明のリスクを大幅に軽減できます。
眼科検診を受けると劇的に緑内障を発見できる確率が高まるため、自然に失明率を下げることにつながります。発症して進行してしまった分は元には戻らないので、後悔しないためにも現在すでに40歳を超えている方は今すぐ眼科に行きましょう。
緑内障は早期に発見して治療を続けることで重症化や失明のリスクを大きく軽減できますが、放置してしまうと失明リスクはかなり高くなります。生まれつき目が見えない方以外の中途失明の原因の1位が緑内障であり、その割合は約25%を占めています。
緑内障は一度発症すると完治はしないため、とにかく症状に気づいたら早めに眼科を受診することが大切です。厄介なことに緑内障患者の多くには初期段階で自覚症状が現れません。
緑内障患者で本当に失明してしまうのは少数ですが、決して失明率は低くありません。ただし、60歳以上になると有病率は約10%という調査結果が出ていて、他の眼病と比較すれば患者数は多いことから、必然的に緑内障で失明する人の数は多くなります。
緑内障で失明するのは、自覚症状が出にくいことも大きな要因です。緑内障を発症して失明に至るまでには、平均で10〜20年かかるとされています。緑内障になったからといってすぐに失明するわけではないのです。
早い段階で専門家に適切な治療をしてもらえば、進行を抑えることができ、失明を回避できる可能性は非常に高くなります。たとえ緑内障だったとしても、視野を失うことなく寿命を迎える方もたくさんいて、実は緑内障だったけど気づかないままお亡くなりになる方も少なくないといわれています。
とはいえ、緑内障を甘く見て放置していれば確実に失明リスクは高まります。緑内障になると、まず視野の真ん中の一部分が欠け、進行に伴い欠損部分が広がるのが一般的です。
進行スピードはとても穏やかなことが、症状に気づかいない要因にもなっています。実際に緑内障の初期段階では約9割の方が無自覚で、何も治療をしないまま症状が悪化していきます。
緑内障で失明となるリスクは、年齢が上がるほど高くなります。60歳以上の有病率は約10%と前述しましたが、60代では約6パーセント、70代で約10%、80代以上だと約13%と割合が高くなっていきます。
緑内障のリスクが特に高まる年齢は40歳からで、40代の20人に1人は緑内障有病者といわれています。緑内障は20代でも30代でも発症することがあります。まだ若いから安心ということはないため、若年層でも視野に違和感があるなら早めに眼科を受診しましょう。
緑内障になる原因は今のところきちんと解明されていません。ただし、40歳以下の人が緑内障を発症する危険因子としては、遺伝や喫煙、強度近視の他に、スマホやパソコンの使用による目の酷使が考えられています。
もしも家族に緑内障患者がいる場合で、さらに本人が強度近視であるなら、発症リスクは高いと考えられます。タバコやお酒、暴飲暴食など不摂生な生活を送っていることも、緑内障になる要因と考えられています。
今の時代はスマホやパソコンの使用を避けることは難しいですが、使い過ぎには注意が必要です。デジタル機器からは眼精疲労を招くブルーライトが発生され、それが緑内障になるリスクを高めるとされています。
緑内障は神経がダメージを受けることが発症の原因となるため、長時間のスマホやパソコンの使用は肩や首のコリを招いて頭部への血流を滞りやすくするため注意しなくてはいけません。タバコに含まれるニコチンも視神経にダメージを与えるので、禁煙は緑内障予防になります。
若いうちには過度に心配して頻繁に眼科で受診する必要はありませんが、リスクが高まる40歳になったら、半年〜1年に1度は眼科検診を受けることを推奨します。視力のよい方は眼科に行く機会がほとんどないと思いますが、緑内障はとにかく早期発見することで失明のリスクを大幅に軽減できます。
眼科検診を受けると劇的に緑内障を発見できる確率が高まるため、自然に失明率を下げることにつながります。発症して進行してしまった分は元には戻らないので、後悔しないためにも現在すでに40歳を超えている方は今すぐ眼科に行きましょう。