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田園通信

[眼科 東戸塚]

2021年12月07日

アイフレイルとは?

東戸塚田園眼科クリニックです。
コロナに振り回された2021年も残すところあと3週間ほどとなりました。日本国内でのコロナ感染は今のところまだ落ち着いていますが、新種のオミクロン株が今後どのような広がりをみせるのか非常に気になるところです。

さて、前回のブログで「フレイルとは健康状態と要介護状態との中間の状態であるが、適切な介入を行うことにより機能回復が期待できる状態」とお話しました。今回は身体的フレイルの一要素である「アイフレイル」についてお話します。「アイフレイル」とは、日本眼科啓発会議が中心となり提唱している概念で「加齢に伴って眼の脆弱性が増加することに、様々な外的・内的要因が加わることによって視機能が低下した状態、また、そのリスクが高い状態」のことをいいます。少しかみ砕いていうと、年齢を重ねるごとに眼球は構造的にも機能的にも衰えてきます。そこに生活習慣や紫外線、喫煙などの外的要因や糖尿病や高血圧、強度近視や遺伝的要素などの内的要因が加わることによって視機能が低下してしまう状態のことであり、危篤な視機能低下を伴ったケースから何となく見えないといったケースまで、その程度の幅は広いとされています。
緑内障や糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などの疾患がある方は定期的に眼科を受診されていると思いますが、何となく見えないし調子も悪いけれど「歳のせい?」とそのままにされている方は意外に多いのではないでしょうか。「アイフレイル」は、時に感じる見えにくさや不快感を単に「歳のせい」にせず、自身の視機能における問題点の早期発見を促すことを一つの目的とした概念です。将来、見えないことにより日常生活が制限されたものにならないようにするためにも、自身の目の不調に気づいた時には適切な対応がとれる機会を逃さないようにすることが大切です。

次回は簡単にできる「アイフレイル自己チェック」をご紹介したいと思います。

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