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田園通信

[眼科 東戸塚]

2020年10月13日

インフルエンザワクチン接種について

東戸塚田園眼科クリニックです。
10月に入り朝晩はずいぶん肌寒くなり、体調の管理が難しい季節となってきました。依然として新型コロナウイルスの感染が拡大する中、今年はいつも以上にインフルエンザにかからないように気をつけなければなりません。新型コロナウイルスとインフルエンザの症状が似ていることもあり、今シーズンはインフルエンザワクチンの接種を考えられている方が多いと思います。横浜市でも10月1日からは65歳以上の方を対象に無料でインフルエンザワクチン接種を開始しています。
そんな中、当院にて緑内障治療をされている患者さんから「緑内障であるがインフルエンザワクチンを接種しても大丈夫でしょうか?」と言う問い合わせが時々あります。緑内障の中でも房水(目の中に流れている水)の通り道が狭いタイプである閉塞隅角緑内障の方は、眼圧上昇が懸念されるため禁忌薬もあり、ワクチン接種も心配されるかもしれません。しかし、インフルエンザワクチンの中には眼圧を上昇させる成分が含まれていないので、緑内障の方がワクチン接種されても問題はないと思われます。
もちろん、今までにインフルエンザワクチン接種でアレルギー反応を起こしたことがある場合や、重篤な急性疾患を患っている方、接種当日に明らかに発熱している場合などは接種できません。また、はやり目などの感染性の症状がある方も症状が治まってから接種するようにしましょう。

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