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田園通信

[眼科 東戸塚]

2020年05月22日

VDT症候群とは?

東戸塚田園眼科クリニックです。
コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言発令から約1か月半。首都圏においては依然として外出自粛が求められています。多くの企業が在宅ワークを継続し、最近では大学をはじめ一部の小中高校でもネット授業を開始しているようです。大人だけではなく子供たちも今まで以上にパソコンやスマホ、タブレット端末などを使用する時間が増えていることでしょう。そこで、今回は「VDT症候群」についてのお話です。VDTとはVisual Display Terminalの略でパソコンやスマホ、タブレット端末やゲーム機画面などの表示機器のことをいい、これらを長時間見ることにより生じる体への悪影響を「VDT症候群」といいます。目に現れる症状としては目の疲れ、痛み、乾き、視力低下、充血など。体への症状として首、肩、腕、腰の凝りや痛み、手指のしびれ、頭痛などですが、これらの症状が悪化すると不眠やイライラ、不安感といった精神的な症状も現れることがあります。今やVDTを使わざるを得ない私たちの生活の中で、それらと上手く付き合っていくことが大切です。適度な休憩をとり目を休ませる、ストレッチを時々行い体の凝りをほぐす、VDT画面を見るときの姿勢や距離に気をつける、メガネやコンタクトレンズは度数の合ったものを使うなど基本的なことに留意しながら疲れた目や体をいたわるように心がけましょう。

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