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田園通信

[眼科 東戸塚]

2018年12月01日

「散瞳検査」とは?

東戸塚田園眼科クリニックです。
今日からはいよいよ12月です。早いもので今年もあと1か月を残すのみとなりました。

さて、眼科の大事な検査法の一つに「散瞳検査」があります。
定期的に眼科通院されている方であれば一度は体験されたことがあるかと思いますが、普段あまり眼科を受診する機会がない方にとっては「散瞳検査」と言われても「それって何?」って思われるのではないでしょうか。

通常、目の中に入る光は虹彩(茶目)の真ん中にある瞳孔の大きさによって調節されています。瞳孔は明るい所では小さくなるのですが、散瞳薬を使って開いた状態にするのが散瞳検査です。瞳孔を開くと水晶体や硝子体、網膜や視神経など見える範囲が格段に広がり、目の中の眼底の詳しい様子がわかります。検査手順は1〜2種類の散瞳薬を1〜数回点眼し、十分に瞳孔が開いた後(30〜60分前後)屈折度数と眼底の精密検査をします。検査後は半日程度瞳孔が開いているので光がとてもまぶしく感じられ、また、ピント合わせも上手くできないので特に手元が見えづらくなります。時間の経過とともに症状は治まりますが、安全のため車やバイクの運転は控えてください。
 

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