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田園通信

[眼科 東戸塚]

2014年04月10日

アトピー治療

東戸塚田園眼科クリニックです。
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリアーを抜けて侵入した異物に免疫が反応して起きるアレルギー。治療では主に免疫反応を抑えるステロイドなどが使われるが、抵抗力が落ちるなどの副作用の問題がある。バリアー機能を高める治療薬探しは世界中で競争になっている。外部から体を守る皮膚表面のバリアー機能を高めることでアトピー性皮膚炎をやわらげる化合物を、京都大の椛島健治准教授(皮膚科学)らが初めて発見、アステラス製薬と共同で、約10年後の実用化に向けて新薬開発を目指している。
以上は昨秋、朝日新聞に掲載された記事ですが、アトピー性皮膚炎に悩んでいる多くの患者さんにとって実用化はまだ先でも朗報です。

実は、アトピー性皮膚炎は眼科とも切っても切れない縁で結ばれています。特に顔の皮膚炎から目の周りを繰り返しこすったり叩いたりすることが関係して、角結膜炎、円錐角膜、網膜剥離、白内障等の合併症にかかることがあります。顔のアトピー性皮膚炎が悪化している患者さんは、定期的に眼科を受診することをお勧めします。/Coco


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