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田園通信

[眼科 東戸塚]

2017年07月13日

プールの後の目のケア

東戸塚田園眼科クリニックです。
7月も半ばとなりました。関東地方の梅雨明けはまだ発表されていませんが、今年は空梅雨気味なこともあり、もうすでに真夏のような暑さに見舞われています。熱中症などにならないよう、いつも以上に体調管理に気をつけなければならない時期ですね。

間もなく夏休みが始まります。これからの季節、大人も子供もプールに入る機会が多くなるのではないでしょうか?ところで皆さん、プールに入った後の目のケアはどうされていますか?
かつては学校でもプールの授業の後には蛇口が上を向いた洗眼専用の洗い場で目をパッと見開いて洗っていたものです。しかし、近年この方法ではかえって角膜に傷を付けたり、目の表面を覆っているムチンという物質を洗い流してしまい、目にとってはあまり良くないことが分かっています。
プールに入る際には基本的にゴーグルを使用するようにしましょう。ゴーグルで完全には防げませんが、消毒剤などの薬剤を含む水がなるべく目に入らないように気をつけることが大切です。
「でも、プールに入ると目が赤くなるし、そのままでいいの?」という方は、水道水を直接目に当てるのではなく、手に水を貯めてその中でパチパチと数回まばたきをするとよいでしょう。また、防腐剤の入っていない人工涙液を点眼するのも効果的です。

それでもまだ目の痛みが取れない、ゴロゴロとした違和感が続くなどの症状がみられる場合は速やかに眼科を受診することをおすすめします。

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