[眼科 東戸塚]
2025年02月20日
子どもの視力について
東戸塚田園眼科クリニックです。2月も半ばを過ぎ、日中は日差しの温もりを感じられるようになりました。まだ朝晩は気温が低く冷え込んでいますのでしっかりと寒さ対策をして体を冷やさないようにしましょう。
さて今回は子どもの視力についてのお話です。新聞やテレビのニュースでご存知の方も多いかと思いますが近年パソコンやスマートフォンの普及もあり子どもの視力は低下傾向にあります。コロナ禍を経て学校でタブレットを使った授業が増えたことも近視が進む要因の1つと言われています。目を細めたり眉間にシワを寄せて見ようとする、頻繁に目をこすったりパチパチしている、首を傾げたり横目で見ている…こんな様子があったら視力が低下しているサインかもしれません。
子どもの近視の進行を抑えるためにはいくつかの対策が効果的と言われています。その1つは近くのものを長時間見続けることを避けて定期的に休憩をとることです。30分〜1時間に1度は遠くを見たりして目を休めるようにしましょう。また屋外で日光を浴びることも大切です。休み時間は外に出て遊んだりスポーツをしたりするなど、日光を浴びる機会を増やすようにしましょう。また学校や保育園などの視力検査で指摘を受け、驚いたという方もいらっしゃるかと思いますが、子どもは検査をする時の周りの環境の影響を受けやすいと言われています。特に初めて検査を受ける時や慣れていない場合は緊張していたりやり方がわからなかったりして正確な結果が得られないというケースもあります。そのため定期的に視力を確認することが重要です。
目の健康を守るため日頃からお子さんの見え方に注意をして、生活習慣の見直しや気になる症状がある場合は早めに眼科を受診するようにしましょう。