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田園通信

[眼科 東戸塚]

2024年08月15日

夏のドライアイにご用心!!

東戸塚田園眼科クリニックです。
連日体にこたえる暑さが続いていますね。日差しの強い時間帯は外出を控えるだけでなく夜も気温が高い状態が続きますので十分な対策をしながら過ごすようにしましょう。

さて今回は夏の時期のドライアイについてのお話です。ドライアイはまばたきが減ることによる乾燥やコンタクトレンズの使用、夜型の生活などが原因で涙の量が少なくなることで発症します。目の乾きだけでなく違和感や充血、目のかすみや視力低下など様々な症状の原因となります。ドライアイ=乾燥する秋〜冬にかけて起こりやすい、と思われる方も多いかと思いますが夏の暑い時期にも注意が必要です。
ドライアイ1 ドライアイは長時間のパソコン作業やコンタクトレンズの使用などにより症状が悪化することがありますが特にエアコンが効いた部屋で目を酷使することはとても厳しい環境と言えます。エアコンや扇風機の風が直接顔に当たると目の表面を保護している涙はすぐに乾いてしまいます。体の位置や風向きを変え直接風を浴びることを避けるようにしましょう。長時間パソコン作業をする時は画面が目線より下になるように配置をすると、瞼が閉じ気味になり目を大きく見開かずに済むため乾燥を防ぐことができます。また夏休みなど長期の休みになると生活リズムが崩れがちです。夜遅くになると自然に涙の分泌が少なくなり目は疲れやすくなります。夜更かしは目が乾燥し疲れやすい状態になりドライアイの症状が強くなってしまうこともあるので、規則正しい生活を心がけましょう。
ドライアイ2 このような対策をしても良くならない場合はドライアイ専用の目薬を点眼することで症状が改善することもあります。ドラッグストアでも様々な種類の目薬が売られていますが市販の目薬を使い続けると、かえって症状を悪化させることがあります。目薬に含まれる防腐剤などの副作用のほか、自分の涙を洗い流してしまうこともあります。ドライアイだと思っていても違う病気だったということもあるので目の乾きや違和感を感じる時は眼科で適切な指導と治療を受けるようにしましょう。不調が出やすい夏の時期ですが、しっかりとケアをして快適に過ごせるとよいですね。

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