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田園通信

[眼科 東戸塚]

2024年04月22日

加齢黄斑変性について知って目を守ろう〜序章〜

最近、「加齢黄斑変性」という病名をネットやテレビで目にされる機会があるかと思います。
加齢黄斑変性は、見たいところ、つまり視界の中心部が見えにくくなるという困った症状の病気です。
欧米では失明原因の1位の病気であり、日本でも急増し失明原因の4位になり社会的に問題になっています。

誰でも一台スマホを持つ時代(2023年のスマートフォンの所有率は91.5%)に、見たいところが見えなくなることの生活への支障はますます大きくなっているといえます。よく見えるためには健康な黄斑が必要なのです。
ここでは、黄斑の健康を守るにはどうしたら良いのかをお伝えしていきたいと思います。


まず、予防です。加齢黄斑変性は、適切なライフスタイルを取り入れることで予防できることはご存じでしょうか?特に、食生活が重要です。
逆に、喫煙は加齢黄斑変性を発症するリスクを高めます。普段から黄斑の健康を守るライフスタイルを心がけることで加齢黄斑変性を予防できますので、わかりやすくお伝えしていきます。

次に、万が一、黄斑の病気になった場合は、正しく早期診断を受け、適切な早期治療を受けられることが大切です。早期発見のためには、症状を知っておくことも重要ですね。このため、「加齢黄斑変性」を中心に黄斑の病気についてシリーズでお伝えし、自分で早く気が付いて眼科受診して早期発見できるコツをお伝えしていきます。

田園通信「加齢黄斑変性について知って目を守ろう」シリーズの内容は一話ずつ次のような内容を予定しています。参考にしてください。

1. 病気にかかりやすい黄斑のことを知ろう〜黄斑はとても大切な場所〜
2. 加齢黄斑変性とはどういう病気?
3. なぜ加齢黄斑変性になるの?
4. 加齢黄斑変性になりやすい人は?
5. 加齢黄斑変性にならないためのライフスタイルは?
 (ア) 食生活
 (イ) 禁煙
 (ウ) 運動
 (エ) その他
6. 加齢黄斑変性を早期発見する方法は?
7. 加齢黄斑変性の治療は何をするの?

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